リフォームで妥協してもOKな箇所とは

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更新日:2024.02.27

全てを予算内に収められれば言うことはありませんが、要望を書き出し始めると、夢と共にどんどん膨らんでしまうのが見積り金額です。
そこで、予算をオーバーしてしまう時の調整方法として、妥協できるところがあれば伝えておきます。では、予算の調整がしやすい妥協ポイントの例を挙げてみましょう。

  • (1)設備機器(キッチン・ユニットバス・洗面化粧台・トイレ)の商品グレードを下げる
  • (2)壁紙のグレードを下げる
  • (3)個室などの内装工事の施工範囲を縮小する

(1)設備機器の商品グレードを下げる

(1)の設備機器は、だいたいどのメーカーも高付加価値グレード(松)、普及品グレード(竹)、量産品グレード(梅)と価格を分けて商品設定をしています。
定価ベースではあまり差がないように見えても、割引率で大きく差をつけている場合もあります。

数百万の差がでることも

キッチン・ユニットバス・洗面化粧台・トイレの4点セットで比較すると、量産品グレードで揃えれば100万円で収めることもできますが、高付加価グレードで揃えれば500万円を超えることもあり、大きな開きが出ます。
国内の大手メーカーであれば量産品グレードでも品質に問題はありませんし、アフターサービスなどもしっかりしています。特別なこだわりが無ければ検討してみる価値はあるでしょう。
ただ、あまり聞いたことがないメーカーの商品を安いからという理由で選ぶのはお勧めしません。アフターサービスの対応が悪かったり、故障しやすかったりする場合があります。
長く頻繁に使うものですから、アフターサービスのしっかりしたメーカーの商品を選ぶというのは妥協したくないところです。

(2)壁紙のグレードを下げる

同様に、(2)の壁紙でもグレードがあります。普及品グレード以上にはデザイン的なものや色柄が鮮やか
ものが多くあります。
ただ、好みもありますが、住宅の壁紙は一般的には白っぽい無地のものをベースに、色柄が強いものは一面だけアクセントとして入れるなどの使い方をしたほうが、上品に仕上がります。

こだわりがなければ10万円程安くなる

白っぽい無地のものであれば、量産品グレードで十分です。ベースの無地を普及品グレードから量産品グレードに変更すると、品質や仕上がりの雰囲気を変えずに家全体で10万円程コストダウンすることができます。

その他:個室などの内装工事の施工範囲を縮小する

施工範囲を小さくする、というのも費用を抑えるには効果的です。

例えば2階の何もしない工事対象外としてしまえば、工事中のLDKの家具を置いておく物置場として使用することもできます。
もし、後になってやっぱり綺麗にしたいと思ったら、その時に行えばいいと割り切ってしまいましょう。内装工事だけならそう負担の大きな工事ではありませんし、後から行っても大して割高にもなりません。

このように、予算を調整する際には妥協できるところがあるかどうかを探すのは必要な作業ですが、妥協してはいけないところを明確にしておくことも重要です。
例えば、やらなければいけない外装メンテナンスや、やった方がいい断熱性能・耐震性能アップがそれです。
これらは目に見える満足度は少ないですが、家の寿命を延ばし、安心・快適に暮らすために必要な工事です。
つい欲しいものを優先してこれらの予算を削るということにならないよう、気をつけておきたいところです。

※参考文献:高橋みちる.2020. やらなければいけない一戸建てリフォーム. 自由国民社

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