プロパンガスと都市ガスの違いってなんだろう

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更新日:2026.05.27

プロパンガスとは

プロパンガスについては、こちらの記事で細かく解説しています。

都市ガスとは

都市ガスは天然ガスで、主原料はメタンガスです。
メタンガスというと、工場地帯のよどんだ川底からぶくぶくと湧いてくる臭いガス、というイメージをもつ人もいるかもしれません。
しかし、その臭いはガスではなく硫化水素が発しており、ガスそのものは無臭です。
家庭用のガスは、機器が不完全燃焼になると臭いますが、プロパンガスと同様、ガス漏れや不完全燃焼などのトラブルを察知できるように、あえて不快な臭いをつけています。

都市ガスの成分について

都市ガスの成分はガス会社によって大きな違いはありません。
その多くは13Aという規格です。
※数字は熱量、英語文字は燃焼速度を表しています。Aは速度が遅いです。

その内訳はメタンガスが90%、絵アンガスが6&、プロパンガスが3%となっています。
日本の都市ガス会社が供給する天然ガスは、LNGという液体状になった天然ガス(Liquefied Natural Gas)を輸入したものです。

都市ガスは空気より軽く、ガス比重は0.6。空気中に放つと上に登っていきます。
液化は難しく、マイナス162度まで冷却しなければなりません。
そのため、気体のままガス管によって消費者のもとへ運ばれます。ガス管があるエリアは、都市部を中心に広がっています。

輸入プロセスについて

LNGの輸入プロセスは、プロパンガスよりも複雑で、購入して日本に運ぶだけではなく、現地での製造から日本が関係しています。
輸入基地についても、日本の複数のエネルギー会社が共同で運用しているケースが主流です。
例えば東京ガスと大阪ガスと東京電力、というようにガス会社と電力会社が連動しているケースも珍しくありません。

LNGは少ないながらも、日本国内で生産されています。
新潟件の東新潟、松崎、南長岡、東柏崎や、秋田県の、申川、八幡、千葉県の東金、九十九里浜、茂原などです。
しかしどこも小規模で、日本の供給量全体の3%程しかありません。

ガスによって熱量が違う

プロパンガスと都市ガスでは、供給方法だけでなく熱量(カロリー)が違います。
プロパンガスは同じ量の都市ガスに対しておよそ2.2倍の熱量があります。
プロパンガスは1立法メートルあたり約25メガジュール。
都市ガスは1立法メートルあたり約10メガジュールです。
都市ガスの半分の量で同じ働きができますが、都市ガスはプロパンガスよりも安価であるため
最終的には都市ガスのほうが安くなるケースも多いです。

切り替えは可能?

プロパンガスと都市ガスを切り替える場合はガス機器を取り替える必要があります。
それさえクリアできれば、ガス管が整備されているエリアでも都市ガスからプロパンガスへ、プロパンガスから都市ガスへ切り替えが可能です。

※参考文献:後藤庄樹.2017. エネルギー戦国時代はプロパンガスが制する. 幻冬舎